「更新ができない定期建物賃貸借契約って聞いたけど、家賃はどうやって決めるの?」
そんな疑問を持つ方は少なくありません。特に住居や店舗を借りるとき、賃料が高すぎないか、将来的に負担が増えないかは大きな関心事です。
しかし実際には、定期借家契約における賃料の算定には専門的な評価手法があり、契約当事者の納得感を高めるために使われています。
解決へのアプローチ
賃料評価の方法は主に次の4つが代表的です。
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差額配分法
差額配分法は、継続賃料評価で用いられる鑑定手法であり、新規賃料と現行賃料の差額を、契約内容や経緯等を勘案し、貸主・借主間で配分して試算賃料を求めます。一般に差額は折半(1/2)が多く用いられ、合理的な継続賃料改定に活用されます。 -
利回り法
不動産を投資対象とみなし、期待される利回りから逆算して家賃を設定する方法。投資家やオーナーにとって合理的な手法といえます。 -
スライド法
物価や地価の変動に合わせて家賃を調整する方法。長期間の契約では、経済状況の変化を反映するために用いられます。 - 賃貸事例比較法
周辺の似た物件の家賃を参考にして決定する方法。最も分かりやすく、一般の借主にとってもイメージしやすい手法です。
まとめ
定期建物賃貸借契約では「更新がない」という特性から、契約時の賃料設定が非常に重要です。だからこそ、上記のような評価手法を理解しておくと、借主も貸主も納得感のある契約ができます。
「相場より高いかも…?」と不安に感じたら、まずはこれらの賃料評価の仕組みを知ることが解決の第一歩です。